八海山2019/9/8

大人のアスレチック。

越後三山の1峰である岩の殿堂、八海山。

 8つの峰からなり古くから崇められている霊山であり、かつては女人禁制の山である。

蟻の塔渡りで有名な戸隠山へ登る計画であったが、いつものごとく寝坊したのでココになったのである。
おまけにカメラも忘れたが、車に予備のコンパクトカメラがあったので助かった。
この山もお小遣いを捻出しロープウェイ（1800円）で標高を700mほど稼ぐことができる。
ロープウェイを降りると千本檜小屋までは紅葉時期は良いかもしれないが、2時間ほどのツライ樹林帯の急登！ とにかく暑いのだ。
小屋からは一気に視界が開け、アスレチックの始まりである。
ただし滑落すれば間違いなく大惨事に繋がるので気を付けなければいけない。
迂回路もあるが決して安全とは言えない登山道。
8つ峰コースは呼び名の通り８つのピークからなる。
鎖のぶら下ったら岩場を登ったり下ったりの繰り返しだが退屈する事はない。
最高峰の入道岳は8つ峰、最後の大日岳のその先にある。
稜線からは米山など刈羽三山、越後駒ヶ岳や巻機山、谷川岳、北アルプスなど360°見渡せる。
下山路は一般的に迂回路を利用する。
そうしないと鎖場で大渋滞が起きてしまう。
迂回路は午後の西陽に背中を焼かれツライ。
また道幅の狭いトラバースなどあるので気をつけなければいけない。
千本檜小屋まで戻れば一安心。
小屋で購入できる高級なカップヌードル＆ノンアルビールで空腹を満たす。
最後は嫌な樹林帯を下り帰還。
ロープウェイを利用せずに自力で登る方もいるようだが自分には真似出来ない。

帰宅後はお土産で買った八海山を呑みながらまた紅葉の時期にでも再訪したいと妄想しながら寝たのである。